借金返済のために身につけるべき考え方とは?

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西村優里 著「買い物依存症OLの借金返済・貯蓄実践ノート」を読んだ。
買い物依存症だった著者が500万円をいかに返していったかが綴られている。
その内容で気になった部分を記す。

はじめに「1章 ダメOL28歳、借金500万円で大ピンチ!」では、借金返済という目標を達成できたのは、
 ・目に見える明確な「目標」があったこと。
 ・やるしかないという強い決意を持てたこと。

司法書士にお金を払って返済計画シートを作成してもらった、と記している。
これくらいなら自分でもExcelをつかってできるので、作成してみることにする。

そして、「2章 借金返済のために必要な考え方を身につけよう!」では、次の内容が記されている。

1. 「なぜなぜ5回」で原因を見つける

2. 「借金なし」の人生を想像する

3. 負の感情をエネルギーに変える

4. 今日から新しいスタートを切る

5. 考え方が変われば人生も変わる

1. では、なぜ借金をしてしまうのか、その原因を明確にし、自覚することが大事であり、その原因を深堀りするために「なぜなぜ分析」を行うことと説く。

なぜなぜ分析とは、大きな事故や品質トラブルの根本的な原因を分析するための手法の一つであり、何か発生した事象に対して「なぜ?」を5回繰り返すと真の原因が見えてくる、というものである。

これを借金することへの根本原因の分析に応用する。

2.では、人生が前に進むためには「借金していなかったらどんな人生になっていましたか」と自らに問いかけることと説く。

3.では、借金を返すためには強い決意が必要であり、その決意を得るためには、2.での問いかけなどを行った結果として湧き上がる負の感情を、行動するためのエネルギーに変えると説く。

4.では、感情をエネルギーに変えるには、「すぐに」「何かの作業に没頭する」のが最良の方法であり、そのためには「やるべきことリスト」を作っておくと、とてもスムーズである、と説く。

5.では、著者の好きなマザー・テレサの言葉を紹介している。

今の自分を作っているのは、過去の自分の思考である。思考が変われば言葉が変わり、行動が変わり、習慣が変わり、性格が変わり、運命が変わる、と説く。

自分の思考を変えていくため、早速実践してみる。

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