与える側に回れば必ず社会から必要とされる―カンブリア宮殿より

4月9日放送のテレビ東京「カンブリア宮殿」を見ていたときに、大変心を動かされた。

「世界を変える医療 第1弾 ボランティアが殺到!どんな患者も断らないNPO」のタイトルで、その日のゲストは、ジャパンハート 最高顧問・小児外科医の𠮷岡英人氏。

2020年4月9日 放送 ジャパンハート 最高顧問・小児外科医 𠮷岡 秀人 (よしおか ひでと)氏 |カンブリア宮殿: テレビ東京
2020年04月09放送 ジャパンハート 最高顧問・小児外科医 𠮷岡 秀人(よしおか ひでと)氏 :「世界を変える医療第1弾」は、東南アジアで15年以上にわたり医療活動などを続けるNPO法人ジャパンハート。これまで救ってきた患者は20万人以上。今では医師や看護師など年間800人以上のボランティアが参

番組の中盤終わりごろに、MCの村上龍氏が𠮷岡氏に疑問を投げかけた。

日本は経済的に恵まれていない若者も多いのでは?

これに対して、𠮷岡氏は次のように答えた。

口唇口蓋裂という病気があって顔が割れたまま生まれてくる病気がある。
この手術をした20代の日本人男性がボランティアに参加した。

小さい時から顔がちょっとゆがんでいて、
ずっといじめられてきてそれが理由で高校を中退した。

男性は「今はいろいろな人の助けで職人になり夜学にも通い直した」と涙ながらに語った。

ちょうどその時にミャンマーで15歳の子供の(口唇口蓋裂の)手術があって、
先生は彼を手術に呼んだという。そして、
「これで君の人生にいったん区切りを付けろ」と言ったそうだ。

手術が終わって子供がきれいになった顔を一緒に見て𠮷岡氏は彼にこう言った。

なぜ君が幸せになれなかったか分かるか?
それはいつも与えてもらってばかりだからだ
これから与える側に回らないといけない。
与える側に回れば必ず幸せになれるから。
受け取ってばかりだから君は幸せになれなかったんだよ。
同じ病気の人たちをどんどん幸せにするように君が動け!
そうしたら必ず社会は君のことを必要としてくれるし大切にしてくれるようになる。

この言葉を聞いて、私は大変心を動かされた。

自分自身は幸せだとも不幸せだとも意識したことは特にない。
しかし、与える側になれば社会から必ず必要とされ、幸せになれるとは、目から鱗が落ちた気分だ。

自分には何を与えることができるのか。

大きなことはできないが、小さなことから少しずつ始めてみたい。

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