普段、コインケースの中に貯まった硬貨は、封筒に入れて保管している。
金欠の時、給料日まで残り2千円くらいになったようなときにそこから少し持ち出して使うこともある。
あるとき、たくさん貯まった硬貨を金融機関窓口に持っていき、口座に入金しようとすると、枚数によっては手数料を取るという。預金でお金を取られると思わなかった・・・結局、持ち込んだ硬貨の枚数は基準に満たなかったため、手数料を取られずに済んだ。
では、いくら取られるのか。調べてみた。
硬貨枚数の目安
写真のようなATM脇に置いてあるような封筒に、目一杯硬貨を詰めて封をすると、だいたい280〜320枚程度になる。
ゆうちょ銀行の場合
従来はお金がかからなかった。
しかし、2022年1月17日(月)から、預け入れや払込み等の各種手続きの際に、窓口へ硬貨を持ち込む場合、枚数に応じた料金がかかるようになる。
1~50枚:無料
51~100枚:550円
101~500枚:825円
501~1000枚:1,100円(以降500枚毎に550円加算)
しかも、窓口だけではない。
ATMで入金する場合でも、次の料金がかかるようになる。
硬貨を伴う預入
1~25枚:110円
26~50枚:220円
51~100枚:330円
硬貨を伴う払い戻し
1枚~:110円
さらに、ATMで硬貨を取り扱う曜日と時間も変更される。
従来は、
平日:7~21時
土曜:9~17時
日祝:9~17時
だったのに、
平日:7~18時
だけになるそうである。改悪だ
・・・
三井住友銀行の場合
窓口における硬貨入金整理手数料として、次の手数料がかかる。
~300枚:無料
301~500枚:550円
501~1,000枚:1,100円
1,001枚~:500枚につき550円加算
三菱UFJ銀行の場合
窓口での現金入金、現金振込(ATMでの取引は対象外)に対して、次の通りの手数料がかかる。
~100枚:無料
101~500枚:550円
501~1,000枚:1,100円
1,001枚~:1,650円 以降、500枚毎に550円を加算
横浜信用金庫の場合
1~500枚:無料。
501~1,000枚:440円
1,001~2,000枚:880円
2,001枚~:1,000枚ごとに440円を加算
ろうきんの場合
中央ろうきん
会員の場合、手数料はなんと、無料非会員の場合、
1~100枚:無料
101~1,000枚:550円
1,001~2,000枚:1,100円
2,001~3,000枚:1,650円
3,001~4,000枚:2,200円
4,001枚~:1,000枚未満を切上げのうえ計算 1,000枚ごと+550円
東北ろうきん
同じろうきんでも、中央と東北では、手数料の設定が違ってくる。ろうきんへの出資団体会員ならびに間接構成員はなんと、無料
それ以外の場合、
1〜50枚:無料
51〜100枚:330円
101〜500枚:440円
501〜1,000枚:550円
1,001〜2,000枚:880円
2,001枚〜:880円、+500枚毎に440円
まとめ
調査した中で一番お得なのは、ろうきん(会員の場合)。
あまり貯めこまず、小まめに入金するのがよさそうだ。
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